プログラム

12:30

受付開始

13:00-13:05

開会挨拶

ＣＩＯ賢人倶楽部会長：木内 里美 氏

13:05～13:50

基調講演

『政府機関の取組みに学ぶサイバー対策、セキュリティ対策』

経済産業省　CIO補佐官　最高情報セキュリティアドバイザー　満塩 尚史 氏

政府機関では、平成26年にサイバーセキュリティ基本法が成立する以前からセキュリティ対策を進めてきた。これらの政府機関が進めてきたセキュリティ対策をCIO補佐官の立場からご紹介します。
また、昨年夏に起こった日本年金機構の不正アクセスによる情報流失事案に関しても、調査報告書を内容を踏まえながら、標的型攻撃への対応についてお話しします。

13:50～14:35

講演

『日本企業に求められるサイバーセキュリティ対策』

KPMGコンサルティング株式会社　パートナー　田口 篤 氏

日本企業は、今世界で起こっているサイバー攻撃の現状をしっかりと捉えておく必要がある。それは攻撃者のプロ化、攻撃対象の拡大、そして攻撃手法の多様化である。具体的には、企業毎に狙われる理由と攻撃者が異なってくること、本体のみならず子会社・海外拠点・外部委託先が対象となること、ターゲット固有の攻撃方法や未知の攻撃方法の出現等である。
本講演では、日本企業にとって今必要なサーバーセキュリティ対応について解説する。

14:35～14:50

休憩

14:50～15:35

招待講演

『セキュリティマネジメント／セキュリティ心理学から情報漏えいを考察する』

情報セキュリティ大学大学院　名誉教授　博士（工学）　内田 勝也 氏

情報漏えいでの「事故調査」等では，セキュリティ技術を中心に調査が行われているが，年金機構やその監督的立場にいた厚労省，更には，通信教育企業での課題の多くは，セキュリティマネジメントであって，その立場からの考察が不十分であると感じている．
マスコミ報道や当該組織のニュースリリースを基に，セキュリティマネジメントやセキュリティ心理学の調査・研究をから，最近の情報漏えいの考察を行う。

15:35～16:20

会員講演

『積水化学工業のクラウド活用とセキュリティ対策』

積水化学工業株式会社　経営管理部　情報システムグループ長　寺嶋 一郎 氏

積水化学では電子メールやグループウェアなどの情報系基盤をOSSを活用し自社開発している。２年前に二重化などを目的として、この基盤をクラウド（AWS）に移行させた。これを機にクラウドを新たなデータセンターとして位置付け、積極的に活用を図っている。
本講演では、こうした事例とともに、セキュリティに対する対策と考え方を紹介する。

16:20～16:25

休憩

16:25～17:25

パネルディスカッション

『情報セキュリティのトレンドと課題』

【パネリスト】
　経済産業省　CIO補佐官　最高情報セキュリティアドバイザー　満塩 尚史 氏
　KPMGコンサルティング株式会社　パートナー　田口 篤 氏
　情報セキュリティ大学大学院　名誉教授　博士（工学）　内田 勝也 氏
　積水化学工業株式会社　経営管理部　情報システムグループ長　寺嶋 一郎 氏
　CIO賢人倶楽部　会長　木内 里美
【モデレーター】
　株式会社インプレス　IT Leaders　編集主幹　田口 潤 氏

17:25～17:30

質疑応答・クロージング

17:50～19:15

CIO賢人倶楽部会員との交流会

※内容および講師等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※自然災害等が発生した場合には、開催を延期または中止にする場合がございます。

　開催概要

開催日時

2016年3月14日（月） 13：00～17：30（12：30から受付開始） 　お申し込みはこちら

会　　場

あずさ監査法人　研修室
東京都新宿区津久戸町1番2号　あずさセンタービル3階　アクセス

定　　員

100名
※申込者多数の場合は、抽選とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

対　　象

主に上場企業のCIO、IT部門責任者、情報セキュリティ責任者等
※法人のCIO向けのため、個人の方および協賛企業の同業者（コンサルティング会社等）の方からのお申込みにつきましては、お断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

参 加 費

無料（事前登録制）

言　　語

日本語

主　　催

CIO賢人倶楽部

協　　賛

KPMGコンサルティング株式会社